コーティングの下地処理とは?

コーティングとは表面処理の一つです。目的とする表面処理を実施する前にその表面処理がしっかり密着するために省くことのできない絶対に必要な作業を下地処理と言います。例えば私が以前在籍していた航空機メーカの塗装工程の場合。購入したアルミの板にそのまま塗装しても、塗料がはじいたり、塗装後に剥がれたりします。そのため、塗装前処理として機体部品のアルミ素地板を1.脱脂(3〜4行程)2.腐食やスケール除去(2〜4行程)3.活性化処理4.水洗5.陽極酸化処理6.水洗7.乾燥します。これを各工程乾かないように連続処理します。ここまでざっと1〜2時間。そしてようやく塗装下塗り中塗り、上塗りとなります。コーティングも同じようなことが言えます。コーティングしようとする塗装表面が劣化していたり、汚れていたりするとその場はコーティング皮膜がのった様に見えても、耐久性が著しく悪かったり、ひどい場合はすぐに剥がれたりしてしまいます。また、油分やワックス、防錆皮膜があったりすると、コーティング皮膜がそもそも定着しません。このように下地処理はたとえ新車であろうと欠かせないものなのです。世に数多あるコーティング施工形態はまさに千差万別です。高いお金を支払うのですから良く調べて信頼できる業者に依頼しましょう。